1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:40:39.73 ID:J9B7+bZc0
語ろうず
引用元:民俗学っていいよな。ということで民俗学好きな奴ちょっと来い
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1377949239/
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:40:39.73 ID:J9B7+bZc0
語ろうず
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:41:26.20 ID:5NAwXIIM0
民族系のオカルトなら
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:42:52.68 ID:J9B7+bZc0
>>5
オカルトも然り
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:41:29.95 ID:Mg4rDXLy0
農具とかおもろいよ
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:42:52.68 ID:J9B7+bZc0
>>6
雪国の農具を調べたことがあったけれど面白かったな
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:08:20.65 ID:bY2BgtXX0
農具について面白い話ってなんだ?
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:12:54.31 ID:Mg4rDXLy0
>>69
鍬って海外じゃ全然使われてない
西洋では農耕にすら使われず泥炭地の掘り出し道具。しかも辺鄙な田舎の町外れでしか使われてなかった。
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:15:55.16 ID:J9B7+bZc0
>>69
例えば、北国にはエジコという道具がある。農作業中、赤子が出てこれないようにわらで編んだ籠なんだけど、ここに赤子を入れて農作業に出るよね?
だけでもこのエジコに入れて一日中放っぽかれると、人間は日光に当たらないとビタミンDが生成できないから、あっという間にくる病になる。骨がぐにゃぐにゃになるのね
東北はこのエジコから子供を出すのにおよそ30年かかったんだぞ。『肝油』とか小学生の頃配られてたのは、どうしても日光に当てられない貧農家庭を慮った措置さ
俺が子供の頃はあったから、まず1980年代まではそういう家庭があったのさ。そういうこと考えるとゾクゾクしね?
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:42:46.19 ID:AT+/irSi0
オカ板でたまに語られる現代版の田舎での不思議な体験の話が好き
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:45:25.85 ID:J9B7+bZc0
>>8
俺は逆にああいうの許せんタイプだな。少しでもかじるとすぐ嘘かどうか分かっちゃうもんな
誰だかの言葉で未だ肝に銘じてるんだけど「文化交流のない場所に習俗や民話は発生しない、人や情報の交流のない山間僻地に民俗学の至宝はない」ってね
そう錯覚するのは民俗学の領域から我々の生活そのものが遠ざかったからで、元は山間でもよく往来のあった場所にこそ民俗学の蓄積があるんだって
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22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:48:29.77 ID:AT+/irSi0
>>18
やっぱりウソが多いんか?
まあパターン的には入っちゃいけない場所に入ったらから始まって
ジジババが血相をかえてこれはいかんって神主を呼びに行くんだよな
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:51:45.76 ID:J9B7+bZc0
>>22
まずの金言に当てはめるとたいていのものがふるい分け出来る。文化交流がそもそも乏しい地域に民俗学の蓄積はない
遠野物語の遠野だって、元々は宿場町だからな。だからこそ沿岸・内陸部両方の民話がたくさん蓄積されている
たまたま遠野郷が山の中で、柳田国男が「遠野郷より更に物深きところには~」などと書いたための錯覚さ
洒落怖だと『逆さの樵面』ぐらいしか合格点はないな。あれはよくできてる。他はこと民俗学っぽい話に関していは皆赤点だ
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遠野物語
柳田國男が1910年(明治43年)に発表した説話集。
岩手県遠野町(現・遠野市)出身の小説家・民話蒐集家であった佐々木喜善によって語られた遠野盆地~遠野街道に纏わる民話を、柳田が筆記・編纂し自費出版した初期の代表作。その内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる神、そして行事など多岐に渡る。
洒落怖「逆さの樵面」
http://syarecowa.moo.jp/116/30.html
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:53:31.47 ID:AT+/irSi0
開かずの間の柱に釘で打ち付けられてたってあれか?
あれは怖かったな
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:57:19.00 ID:J9B7+bZc0
>>31
あれは間違いなく神楽信仰の何たるかを知ってる人が書いてるね。早池峰神楽取材しに行ったことあるけど同じようなこと言うもんな
遠野物語にも『どこそこ地域の権現様と他の地域の権現様を一緒にすると噛み合って傷つく』って言う話があるしね。早池峰でも同じようなことを聞いた
特に神楽の由緒について組み立ててる点はたとえ創作でも素晴らしい出来
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:43:12.06 ID:SxhIwao00
オシラサマとかマジキチ系好き
オシラサマ
日本の東北地方で信仰されている家の神であり、一般には蚕の神、農業の神、馬の神とされる。
茨城県などでも伝承されるが、特に青森県・岩手県で濃厚にのこり、宮城県北部にも密に分布する。
おしら様は、女の病の治癒を祈る神、目の神、子の神としてのほか、農耕神として田植え、草取り、穀物の刈り入れなどに助力するともいう。また『遠野物語拾遺』には、かつては狩人が狩猟の際、どちらの山に行けばいいかを知るため、おしら様の神体を両手に持ち廻し、その馬面の向いた方角へ行く風習があったため、おしら様は「お知らせ様」であろう、とある。
おしら様の信仰には多数の禁忌がある。例えば、おしら様は二足四足の動物の肉や卵を嫌うとされ、これを供えてしまうと大病を患うとか祟りで顔が曲がるという。家人の食肉により祟りで顔が曲がるともいわれる。また、一度拝むととずっと拝まなければならないといわれ、拝むのをやめたり、祀り方が粗末だと家族に祟りがあるともいわれている。
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:46:49.26 ID:J9B7+bZc0
>>10
オシラサマはねぇ、すぐとなりに住んでたことがあるが、不思議な事に遠野伊東にしか伝わってないのよな
遠野以西にはほぼ全く伝わってない。不思議なもんだよなぁ
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:45:01.34 ID:RRHAIz0TO
フィールドワークはコミュ障にはハードルが高いず
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:46:49.26 ID:J9B7+bZc0
>>16
そこらに話コ聞きに行くだけでこっちは民俗学になるなw
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19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:45:30.44 ID:FhNDZqJg0
座学だけじゃ絶対に学べない学問だからそこそこカネがかかる
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:48:46.29 ID:J9B7+bZc0
>>19
基本は座学だと思う。古老から話を聞いたりするフィールドワークはその後からだと俺は勝手に思ってるな
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:45:14.35 ID:XMqaKN6J0
大学で専攻してる俺が来ましたよっと
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:48:46.29 ID:J9B7+bZc0
>>17
おお、卒論は何で書くのや?
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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:55:11.04 ID:XMqaKN6J0
>>23
卒論はまだまだ先の話だが
トトロ・神様・妖怪・暦・遊戯
あたりが濃厚
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:59:52.04 ID:J9B7+bZc0
>>33
トトロか。大いに研究しがいがあるよな。宮崎駿ってすげぇ作家性あるからな。しかもそれを隠して作品作るのが上手い
うっかりわかると吐き気をもよおすぐらいキツい内容で作品作ってるからな
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27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:51:48.37 ID:y2ubtbMA0
柳田国男?がすごいことしか知らないわ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:55:04.26 ID:J9B7+bZc0
>>27
南方熊楠と折口信夫も忘れないであげて
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38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:57:28.30 ID:y2ubtbMA0
>>32
高校の日本史Bでは柳田国男しか聞かなかったんだよね
サイレン無印見たいに民俗学みたいな雰囲気を取り入れてる作品はどう思う?
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55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:03:41.74 ID:J9B7+bZc0
>>38
『遠野物語』の話者である佐々木喜善さんも忘れないであげて。一応「日本のグリム」だから
宮沢賢治とも友達だったんだぞ
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68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:07:50.35 ID:y2ubtbMA0
>>55
遠野物語は名前だけで作者は聞いたことなかった……
そういや、もののけ姫は好き?
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:15:55.16 ID:J9B7+bZc0
>>68
好きだぞ。あんまり強く主張してないけどさ、アシタカの一族は近親交配で滅びかかってた、
さらに産金の技術があったらしいので、アシタカの里は岩手県南部だなとか思ったり
サムライと戦った呰麻呂やら阿弖流為を考えるとアシタカは岩手県民だろうなとか考えてるよ
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94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:20:28.34 ID:QrnfkS6g0
>>86
なんとなく古代製鉄って言うと鳥取とかの西側のイメージだけど違うの?
出雲のあたりの八岐大蛇伝説もたたら師が流す鉄らしいし
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111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:27:42.61 ID:J9B7+bZc0
>>94
産鉄じゃない、産金。産金はね、簡単なんだよ。砂金粒を加工する必要がないから。篩と箕と、筵とお盆があれば簡単に砂金は発見できる
江戸期には農民も小遣い稼ぎにやってたらしい。砂金の大粒を見つけるのは簡単なの。つまりアシタカの一族は精錬技術を持ってませんよ、ってことなのさ
エボシ御前の精錬技術と対比させる効果を狙ってるのさ。蝦夷の一族は金属加工技術を持ってないってことなの
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95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:20:48.53 ID:y2ubtbMA0
>>86
なるほどなぁ
シシガミの森ってどこだと思う?
白神山地がモデルって聞いたことあるけど、アシタカは南下して関東とか関西辺りまで来てたみたいに見えたから今一どの辺りの場所かわからないんだよね
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111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:27:42.61 ID:J9B7+bZc0
>>95
さて。白神山地ではないよ。白神山地はもっとゴミゴミしてる。杉だけじゃなく、クリもブナもある
あれは屋久島の風景だと思う。『もののけ姫』の絵はね、森としては結構痩せてるんだよ。だって土がないもの
岩と木の音ばかりでさ。あれは自然豊かな東北では有り得ない。あれは屋久島だろうさ
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28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:52:57.87 ID:THR0RdsO0
ダム底に沈んだ村には貴重な伝統文化が多数存在した
特に富山県の桂湖に沈む集落、および岐阜県の御母衣ダム底の
集落は無くなって非常に惜しいと思う
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:55:04.26 ID:J9B7+bZc0
>>28
少子高齢化でバンバン年寄りが死ぬからな。俺も昔話ねだると結構感謝されるもんな
「よくぞ聞きに来てくれた」ってね。不思議だよな、臨時の孫にでもなった気分だ
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37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:57:21.10 ID:THR0RdsO0
>>28
後忘れてはいけない
岐阜県徳山村
|
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:52:59.21 ID:XgaeQHHJ0
こないだ利根川の近く行ったら柳田国男ミュージアムみたいなのがあったけど余裕なくて行けなかった
今度は行ってみたいわ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:55:04.26 ID:J9B7+bZc0
>>29
柳田国男は、昔茨城の子殺し文化を知って民俗学を拓いたのだったね
茨木以東にはお地蔵さんがいないとか
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35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:57:06.43 ID:Mg4rDXLy0
天狗とかも面白いよな
日本で始めての記述は欽明天皇の時代だっけ?流れ星を「天狗やー」と騒いだのがきっかけで。
昔の天狗は鳥みたいなのに今は人間と似てるのが面白い。
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:59:52.04 ID:J9B7+bZc0
>>35
崇徳院が生きながらにして天狗になり、日本の大魔縁になってるっていうからには、天狗って実際はすげぇ怪物なんだよな
後代において宗教的に没落した故か、はてまた崇徳院だけが凄いのかはわからんが
|
崇徳天皇
『保元物語』によると、崇徳院は讃岐国での軟禁生活の中で仏教に深く傾倒して極楽往生を願い、五部大乗経(法華経・華厳経・涅槃経・大集経・大品般若経)の写本作りに専念して(血で書いたか墨で書いたかは諸本で違いがある)、戦死者の供養と反省の証にと、完成した五つの写本を京の寺に収めてほしいと朝廷に差し出したところ、後白河院は「呪詛が込められているのではないか」と疑ってこれを拒否し、写本を送り返してきた。これに激しく怒った崇徳院は、舌を噛み切って写本に「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」「この経を魔道に回向(えこう)す」と血で書き込み、爪や髪を伸ばし続け夜叉のような姿になり、後に生きながら天狗になったとされている。
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:03:41.61 ID:XMqaKN6J0
>>35
昔は烏天狗が主流だった
元はインドのガルダがモデルって言われてるから人よりは鳥に圧倒的に近かった
|
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:05:47.15 ID:LSt6AjaA0
>>35
一応当時も流れ星だって認識はあったんだよな
ただ、中国に留学していたソウミンって人が流星じゃなくて天狗だって言ったから
天狗になってしまった
知切光蔵の天狗の研究って本が詳しく載ってる
|
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 20:57:57.49 ID:AT+/irSi0
天狗も怖いけどやっぱりクネクネが怖いな
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:03:41.74 ID:J9B7+bZc0
>>39
くねくねは民俗的オカルトとしては殿堂入りレベルの完成度だよねぇ
あの後の洒落怖の話は皆くねくねモデルにしてるレベル
|
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:08:24.16 ID:yGlw/2Lo0
忍者について調べてたら、天狗の伝説に行きついたことがあったね。
天狗の持つ不思議な術と忍術は、通じるものがある。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:00:43.82 ID:yGlw/2Lo0
神隠しの伝説って、各地にあるけど、特に有名なのってあるかい?
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:10:18.37 ID:J9B7+bZc0
>>48
浦島太郎も神隠し伝説だよ。あくまで神隠しの弊害というなら遠野物語の『寒戸の婆』は伝説級
あの頃の遠野人は風に思い入れがあったんだねぇ。風が吹く日には境界を飛び越えてこられる
|
寒戸の婆
岩手県上閉伊郡松崎村(現:遠野市)の寒戸にいた娘がある日、木の下に草履を残して消息を絶った。
その30年後、親戚たちが集まっているところへ、その娘がすっかり老いさらばえた姿で帰ってきた。事情を尋ねる親戚たちに対し、娘はみんなに逢いたくて帰って来たものの、山に帰らなければならないと言って去って行った。その日は風の強かったので、遠野ではそれ以来、強風の日は「寒戸の婆が帰ってきそうな日だ」といわれたという。
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:06:23.03 ID:yGlw/2Lo0
山の民とか聞くとワクワクするね。昭和の中期まで存在したとか聞いたことあるけど、もしそうなら面白そう。
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:10:18.37 ID:J9B7+bZc0
>>60
この間、北秋田のマタギに話を聞いた時、東京から来たサヨっぽいおばさんが「マタギはサンカだったんですか?」って聞いて顰蹙買ってたな
マタギ=サンカ、っていうのは素敵だが、マタギにとっては侮辱の言葉だからな。マタギはあくまで山に行くサラリーマンで、住所不定無職ではないのよな
そももそ東北にサンカはおらん。東北にサンカなんかいたら冬の寒さで死んでしまうわ。人間の想像力は時に有害だ
|
サンカ
日本の山地や里周辺部で過去に見られたとされる不特定の人びとを指す言葉。
漢字では「山窩」、「山家」、「三家」、「散家」、「傘下」・「燦下」(住む家屋を持たず傘・空を屋根とする屋外に住む存在という意味)などと表記される。「ポン」、「カメツリ」、「ミナオシ」(箕直)、「ミツクリ」(箕作)、「テンバ」(転場)など、地方によってさまざまに呼ばれた不特定の人びとの総称として用いられることが多い。定住することなく、山間を移動しながら生業に携わる生活形態をとることがほとんどであり、人別帳や戸籍に登録されないことも珍しくなかった人びとであったとされている。
その生業や生活形態は多岐にわたり、また、必ずしも非定住であったり無籍だった者だけを指す言葉ではなかった。その実態を「サンカ」という単一の語で表現することは、はなはだしく無理がある。山里周辺部のさまざまな生業について論じる際にも、「サンカ」という言葉を用いることは合理的ではない。
さらに朝倉喬司によれば、官憲の刑事政策によって、幕末から発生した流民の、虞犯者に対して「川魚漁をし、竹細工もする、漂泊民」の呼称であるサンカが(「山窩」という当て字で)使われ、それがマス・メディアに載って流通し、一人歩きした果てに、日本の中で異なる習俗をもった異なる種族の如き意味を孕むに至ったという。
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:50:40.31 ID:mL0CES0+0
ウチの母方の実家が、Bへ抜ける道の入り口で、祖母いわく昭和3,40年頃までは山窩が通ったと言ってたね
竹細工と羅宇を直すのを生業にしてたと言ってた
Bの人たちと山窩らしき人らは交流があったようで、台地の裾から上までのB地区の外れの小さな川のあたりでテント張りをしてたと言ってった。
祖母の住んでる集落はBじゃないけど、町の自治会の区割りでは一緒の為、Bの人と交流があって、「あの人らはどこから来るのか」と尋ねたら、「三河」って言われたそうな。
山窩ってのは存在せず、幕末明治の逃散民だと自分は思ってるんだが、祖母の話を聞くと「本当にいたのかも……」って気持ちになる。
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:52:43.23 ID:bqlc2hps0
>>161
最近、竹の民俗学という本を読んだんだが
どうもサンカというのは明治以降に確認されているらしいね
全くイメージと違って驚いたわ
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174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:56:37.22 ID:mL0CES0+0
>>167
海の民は歴史が深いだろうけど、山窩はちょっと考えにくいよね。
色々資料読むと、やはりいなかったって結論になるんだろうね……
うちは遠州だが、三河弁と遠州弁はちょっと違うので、言葉で分るとも祖母は言ってた。
三河万歳も子供の頃は来たといってたけど、戦時中あたりから消えた模様。
|
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:58:00.85 ID:J9B7+bZc0
>>161
おお、2chの書き込みなのに、とてもいい資料が出てきたわ。本物の香りがするぞ
サンカはいたんだろうな、少なくとも。アンタのおばあちゃんの了解の中にはいたのだろう。竹細工と羅宇、ってのがまたいい
東北では、半端な生き方をしているやつを「ハンカクサイ」と呼ぶが、そういうハンカクサイ奴らがたくさんいたんだろうな
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170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:55:18.68 ID:LSt6AjaA0
サンカって言葉は明治期に警察が作った言葉って話も聞くがどうなのかね?
定住しない漂泊民をまとめて、蔑む言葉として作られたとか何とか
漂泊民をまとめて呼んでいるなら、実際サンカの実態なんてわかりようも無いよな
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:50:33.09 ID:kP2przZu0
サンカって墓持たなかったらしいね
なんか亡くなった人食べてた説があったのとネットのどこかで見た。
うちの地元の本にもサンカって言葉が一箇所出てくるけど、
離島なのになぜでたかは忘れた。
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:52:50.07 ID:mL0CES0+0
>>261
島にサンカって面白いなw
どこから来たんだよって話だな
|
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:57:15.55 ID:kP2przZu0
>>262
本見たらあった。
宮古史伝の第四章の大三節サンカ族とミナホシ族
ちょっと文起こしてみる
|
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:02:56.39 ID:kP2przZu0
なお今日、日本各地を徘徊して一定住地のないサンカ族(四国・九州の沿岸地方)、
ミナホシ族(東海・関東地方)の内に老人が全くいないのみならずその死屍の
取扱が不明であるから見れば、あるいは彼等の道徳観念から一定年齢に達すると
殺害して食したりまたは病死した屍を食したりしておりはしないかといわれている。
この種族は古代から政治的社会的の拘束を受けず文化の影響がないため、
なお原始的習慣を多分に持っているもので、あるいは古代人はこれ等の如く死屍の
処分をしていたかも知れない。
ここまで。
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:04:57.07 ID:mL0CES0+0
>>273
書いてあること見るとクソ恐ろしいこと書いてるなw
|
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:06:44.64 ID:kP2przZu0
>>273
この全部を書くと長いので、かいつまんで書くと、
宮古島には人骨をせんじて飲む風習があるよー
南洋初頭のマライ種族にも今でもあるし
宮古島にも上古マライ種族がいたかもねー
って話。から日本文化もー
って続く
|
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:11:36.74 ID:nOLomXAL0
>>273
島とサンカが結びつかなかったが、なんだ、各地めぐったのね。
にしても食人かぁ。サンカにはそんな文化があると聞いたことはあったが。
まぁ死者を焼いて食らうってのは省スペース・感染防止って面では有効だけどね。
|
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:16:26.32 ID:kP2przZu0
>>283
火葬が広がるまでに、地元は洞穴とかに死体を置いてたらしい。
|
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:20:06.22 ID:nOLomXAL0
>>285
洞窟かぁ。なるほど。普段近寄らない&分解する細菌の宝庫&空気感染および
土壌・水質汚染防止だね。
|
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:21:19.76 ID:ebZAQ+Fi0
死体って食べても問題ないものなの?
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:22:10.55 ID:kP2przZu0
>>290
脳は食べないほうがいいってどこかで聞いた
ウイルスに感染するとかで
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:07:06.42 ID:TDFLlbGiO
人口の分布と伝承伝説の推移について考察するの面白いよな
噂と同じで記録が如何に脚色され易いものか民俗学を通して見ると当時の世相も鑑みられて想像力が刺激される
日本全国の昔話にも似通ったのが見られるがあれも人の移動がもたらしたんだろう
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:11:07.62 ID:THR0RdsO0
ひぐらしの鳴く頃にを見て民族学研究に火が付きました
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:20:53.84 ID:J9B7+bZc0
>>79
今はバカにされてるけど、ひぐらしは民俗学的ホラー・サスペンスを若いオタク世代に紹介した功績はかなりデカい
なおかつさ、アレにはダム開発とかいう現代的な事情があり、それでも生き残る羽生という鬼神がありで、とてもよい出来だったと思う
民俗学は常に今の学問なんだよね。そういうことを学ぶにはひぐらしは十分に一女になる内容だった
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87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:16:20.66 ID:AT+/irSi0
コケシは子消しだっけ?
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:19:03.69 ID:yGlw/2Lo0
>>87
一つ目小僧やのっぺら坊などの妖怪は、近親婚による奇形児がモデルって説があった気がする。
日本神話にも近親婚による弊害が、序盤に出てくるけど。
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98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:22:07.68 ID:AT+/irSi0
>>90
一つ目入道のモデルは鍛冶場で火の見過ぎで片目が潰れた人達だっけ?
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99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:22:21.31 ID:TDFLlbGiO
>>90
女から男に声を掛けたから悪い。とか男尊女卑の思考が強かった時代ならではだよな
現代ならあの記述がどう違った事か
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112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:27:57.11 ID:yGlw/2Lo0
>>99
日本書紀を見る限り、「女から~」のくだりがなく、かなりシンプルな伝承もある。
「一書にいう」という感じで、別の話を併記している(おかげで読みにくい)。
どうせ大本営発表みたいなもんだから、適当に都合よく記述しときゃよかったのに、
当時の人たちは妙に律儀だな、と昔は思ったね。
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126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:34:50.60 ID:TDFLlbGiO
>>112
古事記は遠野物語みたく語り部の口伝を生録したような物だしな
日本書紀は天皇の系譜を明文化する事を主題にしてるから神話の見方も変わるよね
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88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:16:43.84 ID:Mg4rDXLy0
折口が死ぬ間近に黒い人を見たというのは本当かね?
そばにいた弟子に「そこの人達にお茶を早く出してさしあげろ」と切れて弟子がドン引きした話しは聞いたけど
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:19:27.62 ID:deU1wuZw0
うちの地元に人面瘡が取れるとかいう神社があって気になる
今は風化しそうな程なんだけど、ばあちゃんとかに話を聞くと
昔は神社目当てに来る人がいて宿場町だったらしい
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:32:20.28 ID:ZxVExocgi
八尺様、コトリバコなんかも民俗学的な?
やっぱその筋を知ってる人には本物か創作か分かるんかな
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:35:41.45 ID:AT+/irSi0
>>122
自分には真偽はわからんが
その辺りの殿堂クラスだと邪視が一番ブルった
あれ読んだらキャンプとか山に行けない
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123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:32:31.01 ID:nOLomXAL0
祭りとか面白いよね。伝承に沿ってる、とか一つ一つの行動に意味がある、とか。
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:33:43.32 ID:TLlglXRi0
こないだ廃村に行ったら、集落の高台の大きな家の表札に「神林」って書いてあって
他の半数近い家の表札には「上林」って書いてあったよ。分家筋ってやつかな
鎌倉時代に落ち延びてきた一族が暮らす集落が割と最近まで残ってたって例もあるみたい
前鬼と後鬼の子供達とか、ある特定の血筋から形成された集落っていいよね
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:41:44.52 ID:J9B7+bZc0
>>125
ワクワクするねぇ。廃村といえども、畑はその周辺にある廃村も多いからね、ある土地から人が完全に未踏になるというのは珍しい現象なのかもね
廃村はよく知っているが、離散した今でも年に一度は当時の村の役割そのままに祭りとかしてるだろ
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104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:24:46.68 ID:kP2przZu0
沖縄の離島なら語れるで?
ユタから歴史まで何がいいんじゃ?
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:28:06.05 ID:+wcIcxkB0
>>104
キジムナーよろしく
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118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:31:06.62 ID:kP2przZu0
>>113
キジムナーというかそういう儀式が2箇所ある
パントゥーっていうんだけど、片方はドロを塗って、
幸福を授けるだったかな。片方は地味な女性だけがやる魔除け。
ドロを塗る方は怖いぞ。地域の一番足が早い人がパントゥーって
お面かぶって、草で体を隠し、もちろん泥を体中に塗り、
泥を付けに追いかけてくる。
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127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:35:35.35 ID:5NAwXIIM0
ユタは修行中は修行してる所を見られたら見た奴を殺さないといけないらしい
先輩が滅茶苦茶追い掛けられたらしい
俺も修行中かどうかわかんないけど
大山貝塚でユタらしき集団が円形に座ってなんか真ん中で何かを燃やしてるの見て
ダッシュで逃げた
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:38:12.14 ID:kP2przZu0
>>127
え?!こっちの島では殺さないがなぁ。
だってユタになるの、神がかりして、体の自由が半分聞かないもん。
夜中ほっつき歩いたり、墓探したりするけど、
あーあの人はユタに成る人だから放置放置で終わる。
沢山の人の儀式は人が入らない所(男子禁制とか女子禁制とか)で
やるからなあ
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139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:40:10.25 ID:yGlw/2Lo0
>>134
神がかりの心理はわからんけど、マユンガナシとかなまはげみたいな奇妙な格好して踊ったりしたら、
何か違う者に目覚めそうな気はする。
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142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:41:37.20 ID:kP2przZu0
>>139
いやいや、ユタは巫女だよ?
そんな格好しないよ。
|
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:45:58.07 ID:yGlw/2Lo0
>>142
格好はともかく、変な踊りには意味があるんじゃね?
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154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:47:25.42 ID:kP2przZu0
>>152
雨乞いか竜宮の神にお祈りしてる所かな
トランス状態に持って行くから踊りはするおー
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156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:48:30.45 ID:5NAwXIIM0
>>134
親戚で霊力が無くなっちゃったとか何とかで止めたおばーに聞いたら
俺達だと
幽霊とか→この世の者ではない
人間→ナカーマ
じゃん?
霊媒ってのは霊に体を預けるって事で
修行中はそれをずっと繰り返すから無意識に自分を霊と認識してしまうらしい
それで逆転して
この世の者ではない者は殺さなければとなる人が多いらしい
|
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:54:13.31 ID:kP2przZu0
>>156
へぇ。ちょっと納得できる話だけど、
ユタは神と人の間で、
確かにシャーマンには種類があるけど
http://ja.wikipedia.org/wiki/シャーマニズム
wikipeのシャーマンの種類5つね
この世のものを殺すのが霊だとはイマイチ飲み込めないなぁ
ユタはユタで、のろいの技術持ってるって本に書かれてたのはビビったけどw
気に食わないユタがいると呪って殺そうとするんだぜwwww
面白いよな。あとは偽ユタとかもいるし、神のお告げを間違えるユタもいる
|
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:00:42.69 ID:5NAwXIIM0
>>169
奥が深いな
家の血筋はユタになる運命だとか言われたが女しかなれないんだっけ?
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186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:04:12.64 ID:kP2przZu0
>>183
男もなれるよ。血統筋がユタになる人が多いらしいんだけど、
昔は神事するにも沢山種類と人が居て、
こっちの島では昔は月一で神事してた。でも無くなってきてるよ
人が減ってるし、現代の仕事が忙しいからね
|
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:07:29.49 ID:5NAwXIIM0
>>186
そうなのか男のユタって聞いたことないから知らなかったぜなる気はさらさら無いけど
離島の人か差し支えなければどの島か教えてほしいな
|
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:09:21.71 ID:kP2przZu0
>>192
宮古島だよ
ユタはもう神が張り付いてならないと命まで取るみたいな感じだから、
体外のユタは成りたくてなったとは言わない
拒否すると狂ったりするんだよねぇ。どんな神様だよって話だよなwwwwwww
|
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:16:13.12 ID:5NAwXIIM0
>>196
こえーよ拒否れないじゃねーか
でもそんな神も居るんだな
日本は良いものでも悪いものでも神様に祀り上げるらしいしな
|
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:18:35.11 ID:kP2przZu0
>>214
神が降りてきたら拒否るなよwwwwwww
マジでヤバイぞ。拒否ってなくてもドロボウも神が命令してさせるしなwww
ユタは自分や親族の事になると、ことさらダメ人間になる
離婚やら、金銭面やら酒に飲まれるやら
危険だから神が降りてきたら素直にユタになったほうがいい
子供の事も占えないし・・
|
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:20:46.04 ID:nXkv+V4T0
>>214
良いものも悪いものも
と言うよりはどんな神も優しいときと恐いときがあるってだけじゃね
よくもてなせば和魂、礼を失すれば荒魂になる
|
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:22:52.96 ID:kP2przZu0
>>224
そうそう。そのとおり。
悪い事を起こす奴は昔ちゃんと祈りがされてたけど、
され無くなった神が悪さをするみたいで。
あれ?これは本で得た知識かネットで得た知識かわからなくなってきた・・
|
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:37:26.45 ID:jQke3GNS0
小さい頃、「日が沈んでから海で泳いでたら海坊主に足を引っ張られるぞ」と言われてた
これは何のことはない、大人が子供を監督するためについた嘘(嘘というのもアレだけど)
こういう風にして生まれた妖怪・怪異現象もあるみたい
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:40:13.78 ID:nOLomXAL0
>>132
有名どころではトイレの花子さんは「トイレを綺麗にするため」って名目で生まれた妖怪らしいね。
あかなめとかも同じか。後、口裂け女も児童の不審者対策がどーたらこーたら。
|
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:41:44.52 ID:J9B7+bZc0
>>132
京都周辺では、それは「ガタロ(河太郎=河童)」の仕業だと聞いてるね
たまたま近くが海だったからガタロ伝説が中途半端に生き残ったんではないか?
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147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:43:42.63 ID:SI4b78Bc0
民俗学って歴史とか国語の古典とどう違うの?
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:51:10.82 ID:XMqaKN6J0
>>147
一概には言えないけど資料の違いで分類されてる
歴史は書物
考古学は遺物、遺構
民俗学は民間伝承
|
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:50:15.44 ID:J9B7+bZc0
お前ら民俗学大好きじゃあないか。いい感じにスレが進みゆく
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:56:25.77 ID:6g/Gaedx0
>>159
イタコのイラタカ数珠について何か語ってくれ
イタコのイラタカ数珠ってムクロジの実使ってるじゃん?何でなん?
仏教?の方だとソロバン型の木の珠じゃん?
|
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:07:15.92 ID:MpzpWg0/0
民俗学の範疇がどこからどこまでかよーわからん。
なにをつかって何を研究するんが民俗学なん?
文化人類学じゃあかんのか。
>>173
横だけど、数珠って概念は丸い木のみや鉱石をつなげたインドのバラモン教が起源で
日本に流入したあとで加持祈祷の道具として発展していったかんじ
イタコのそれは仏教から修験道に流れてそっから派生だろ多分
ちなみに材質や材料がどうのって多様化していったのはここ100年ぐれーみたいやわ
|
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:50:18.07 ID:y2ubtbMA0
民俗学とはちょっと違うかもだけど、名字と同じ名前の市があってひい婆さんがそこの出身なんだけどやっぱり関係あるのかな
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:52:17.02 ID:TLlglXRi0
>>160
姓を新しく登録する時に、土地絡みの名前を付けるのはよくあるみたいだよ
|
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 21:56:16.88 ID:ZxVExocgi
民俗学で怖い話やゾッとする話ください
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:05:48.28 ID:AT+/irSi0
>>172
仲むつまじく暮らしてた老夫婦がいて
ある日バアさんのほうが危篤になったんだが
いまわの際に死んだ後もずっと傍においてくれって頼んで事切れた
そこでジイさんはバアさんの遺体を部屋の壁に塗りこんだの
すると夜な夜なジイさんは居るのかい?って声が壁から聞こえてくるように
なったとかいう話
|
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:07:02.95 ID:deU1wuZw0
民俗学なのかわからんけど、身内の葬式で初めて百万遍を見た時はびっくりしたなぁ
それから各地・宗教毎の葬儀の違いを調べるのが好きになったわ
百万遍念仏
自身の往生、故人への追善、各種の祈祷を目的として念仏を百万回唱えること。
本来は、個人が念仏を7日間(もしくは10日間)のうちに100万回唱えることで目的が成就されるとされている。ただし、複数の人間が同時同音で念仏を唱えることによって互いの念仏の功徳を融通することが出来るとする考え方もある(例えば、10人が10万回の念仏を同時に唱えることが出来れば、10×10万=100万となり100万回念仏を唱えたのと同じ効果があるとするものである。→融通念仏)。また、念仏の際に数取りのために大型の数珠をこすり合わせながら行う場合もある(複数で行う場合には数珠も揃える必要がある)。この際に用いられる数珠を百万遍数珠と呼ぶ場合がある。
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:12:29.44 ID:7X6U6lwq0
環境問題を恐れた話とかで、面白いのがあったら教えてくれ
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:14:54.32 ID:kP2przZu0
>>201
環境問題といっていいかよくわからないけど、
神の道とかにビルを建てようとして、
ユタが日照りがくるぞー津波が来るぞー飢饉が来るぞー
って吠えてる事が書かれてた。
大切な井戸がビルのトイレの下になったとかも書かれてたよ
まぁそういうことされると立てない人も出てくるし、
実際日照りになったりしたそうだ。
|
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:14:54.77 ID:jQke3GNS0
>>201
鎌倉だか平安だか忘れたけど、もうその時代に「木切りすぎたら洪水になってやばいwww」ってな文書があるとか
|
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:23:00.35 ID:jQke3GNS0
お地蔵さんは丁石・道標の役割もある
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:32:30.11 ID:nOLomXAL0
俺、言語学に進んだわけだが、こうした民俗学の精神や言葉は外せない。
なんだかんだで別分野でも趣味が役立つぜ!
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:34:01.56 ID:kP2przZu0
>>240
いいなぁ言語学。俺も多言語覚えたかったけどさっぱりでさ。
人工言語学のスペシャリストは犯罪して捕まってもうたし。。
|
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:40:06.41 ID:nOLomXAL0
>>243
言語学は別に日本語調べてもええのよ。それも面白い。
柳田さんの「方言周圏論」とか民俗学知識だけで十分卒論イケルで。
まぁ、日本全国周る、どえらいフィールドワークがいるけど。
|
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:43:26.50 ID:kP2przZu0
>>248
地元の島方言辞典を手に入れようとしたがもう絶版になってた。
あと方言も書く地域(古い言葉で言うと部落「差別部落じゃなくて呼び名ね」)
で方言が違ったらしい。山も谷も無いのに面白いなーとおもた。
|
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:49:38.14 ID:nOLomXAL0
>>251
コミュニティが違ったんだろうねぇ。多分だけど、各コミュニティごとに
閉鎖的で敵対的な環境を作ってたんだろうね。山谷があると文化の隔絶は
容易だけど、平野でそれがあるってのは人の思惑がバリバリ絡んでそうで面白い。
|
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:54:05.44 ID:kP2przZu0
>>259
選挙の時だったかな他部落の人が入らないように
夜通し道の番するんだぜー
最近はしてるかどうか解らないけど
あと沖縄本島でDQNの子供が「島にはいった!」とかいって
たの地域の人をボコボコにするのは先祖帰りだと思う
|
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:57:00.81 ID:nOLomXAL0
>>264
不謹慎だけど、興味深い。面白い。
なんていうかこう、生活の中にちょっとした民俗文化の色を見出すのもオツだけど
やっぱり色濃く残ってる方が面白いよ。
|
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:57:04.32 ID:mL0CES0+0
>>264
徳之島は、保徳戦争で有名だもんなw
『ガソリン』ってまだ撒いてんだろ?
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277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:07:31.81 ID:Gryjfquw0
>>268
うちの町ではそれほど酷くないけど
反対側の町では町長選の結果次第で役場の課長級の人が
平になったりゴミの収集作業に回されたりするんだぜ
|
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:11:29.01 ID:mL0CES0+0
>>277
今日一番怖い話だわ
|
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:15:14.88 ID:LWX+rmZOP
今みたいに神と仏様が分離してる時代よりも、
八百万の神々と仏様が同一視されてた時代の方が遥かに長かったんだよね、日本は。
廃仏毀釈によって葬り去られた古来からの土着信仰や文化は膨大な量なんじゃないかと。
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 23:30:59.12 ID:jQke3GNS0
>>284
ほんとそれ
ま、起こってしまったものはしょうがない
それを踏まえて今は今の風習・文化・信仰があるってことで
|
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/31(土) 22:43:47.39 ID:Fm9Yp2Ql0
民俗学っていうと日本限定で語ることが多いけど海外のも気になる
10000:以下、名無しにかわりましてまとめでぃあがお送りします:2045/12/21(木) 02:51:41.36 ID:matomedia
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25794:名無し@まとめでぃあ:2013年09月01日 12:54:21