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お前ら民俗学とか好きじゃないの? いいじゃん民俗学語ろうぜ

お前ら民俗学とか好きじゃないの? いいじゃん民俗学語ろうぜ
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:38:16.52 ID:///bUc+g0
でも、VIPPERって理系が多いからな……
お前ら民俗学とか好きじゃないの? いいじゃん民俗学語ろうぜ
引用元:お前ら民俗学とか好きじゃないの? いいじゃん民俗学語ろうぜ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389613096


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:38:16.52 ID:///bUc+g0


でも、VIPPERって理系が多いからな……



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:39:05.38 ID:6OfQZ/1O0


たぬき幼女とか 九尾のきつね姉さんか



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:39:16.01 ID:NxWSaYHF0


民俗学好きとか似非ホラーラノベの主人公かよ

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:43:13.31 ID:///bUc+g0


>>5
ホラー好きはいい語り部になれんよ。特にオカ板にいるようなくせぇ奴
柳田国男だってもともとかなり臭い奴で『遠野物語』書いた時には話に登場する山人を日本の先住民視する始末
サンカなんてのもそういう類だろ。柳田国男に罪があるわけじゃないが、個々人の臭さがかなり幅を利かせるのが民俗学




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:40:20.49 ID:WnqWs6GE0


民俗学はフィールドワーク必須だから相当なコミュ力要求される学問だな



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:41:21.02 ID:xXVbpyeQ0


鈴鹿御前ちゃんが1番可愛いと思います!

鈴鹿御前 室町時代の紀行文『耕雲紀行』や御伽草子『田村の草子』などの物語に登場する伝説上の女性。立烏帽子(たてえぼし)、鈴鹿権現、鈴鹿姫ともいう。伝承によって、女盗賊、天女、鬼女であったりとその正体や描写は様々であるが、室町時代以降の伝承はそのほとんどが坂上田村麻呂の鬼退治譚と関連している。

室町時代後期の古写本では、鈴鹿山中にある金銀で飾られた御殿に住む、16~18歳の美貌の天人とされる。十二単に袴を踏みしだく優美な女房姿だが、田村の将軍俊宗が剣を投げるや少しもあわてず、立烏帽子を目深に被り鎧を着けた姿に変化し、厳物造りの太刀をぬいて投げ合わせる武勇の持ち主である。

鈴鹿御前は三振りの宝剣「大とうれん(大通連)」「小とうれん(小通連)」「けんみょうれん(顕明連)」を持っていたとされる。このうち大とうれんは文殊の智剣(または化身)とされ、『鈴鹿の草子』では三尺一寸の厳物造りの太刀である。けんみょうれんについては、これを朝日にあてれば三千大千世界を見通すことが出来るという。



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:41:22.77 ID:yqrH8tOD0


山中異界とか好きだよ、まろびとだのなんだの

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:44:48.71 ID:///bUc+g0


>>12
マレビト信仰は俺も好きだよ


まれびと、マレビト(稀人・客人)は、時を定めて他界から来訪する霊的もしくは神の本質的存在を定義する折口学の用語。
外部からの来訪者(異人、まれびと)に宿舎や食事を提供して歓待する風習は、各地で普遍的にみられる。
その理由は経済的、優生学的なものが含まれるが、この風習の根底に異人を異界からの神とする「まれびと信仰」が存在するといわれる。



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:42:54.96 ID:mhsFaHUR0


三連スラッシュカッコいいな
照れてるようにも見える



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:43:49.94 ID:scUC2hUm0


サンカって何なの?
ロマンの塊なの?

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:46:24.34 ID:///bUc+g0


>>15
俺が調べた限りではそんな大したもんじゃないっぽいな。もともと炭焼きでさえ定住しないのが普通だったみたいだし
この間行った秋田で、東京から来た元教師のおばさんがマタギの老人に「マタギってサンカなんですか?」って聞いてて閉口したわ


サンカ
日本の山地や里周辺部で過去に見られたとされる不特定の人びとを指す言葉。
漢字では「山窩」、「山家」、「三家」、「散家」、「傘下」・「燦下」(住む家屋を持たず傘・空を屋根とする屋外に住む存在という意味)などと表記される。「ポン」、「カメツリ」、「ミナオシ」(箕直)、「ミツクリ」(箕作)、「テンバ」(転場)など、地方によってさまざまに呼ばれた不特定の人びとの総称として用いられることが多い。定住することなく、山間を移動しながら生業に携わる生活形態をとることがほとんどであり、人別帳や戸籍に登録されないことも珍しくなかった人びとであったとされている。

その生業や生活形態は多岐にわたり、また、必ずしも非定住であったり無籍だった者だけを指す言葉ではなかった。その実態を「サンカ」という単一の語で表現することは、はなはだしく無理がある。山里周辺部のさまざまな生業について論じる際にも、「サンカ」という言葉を用いることは合理的ではない。
さらに朝倉喬司によれば、官憲の刑事政策によって、幕末から発生した流民の、虞犯者に対して「川魚漁をし、竹細工もする、漂泊民」の呼称であるサンカが(「山窩」という当て字で)使われ、それがマス・メディアに載って流通し、一人歩きした果てに、日本の中で異なる習俗をもった異なる種族の如き意味を孕むに至ったという。



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:48:59.17 ID:Dlnvbdb00


かぐや姫の物語にサンカの集落出てたね
お椀掘りの道具とか山を移動する風習とか中々興味深かった

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:51:45.75 ID:///bUc+g0


>>25
ほほう、やっぱり高畑勲はなんというかかなり毛並みのいいインテリだよな
木地師の話まで調べてるなんて、さすがは宮沢賢治オタだ




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:52:07.20 ID:scUC2hUm0


サンカっつう概念が曖昧に思えてよくわからないんだけど
単に山間で定住しない流浪の民の総称みたいな認識で言いの
あんまり村社会が根付いてるもんでそれが特別視されたって言う

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:54:00.66 ID:///bUc+g0


>>28
そうそう、その程度だよな。人によってはサンカ言葉とかまで調べてるが、実際にあったんだかわからん
どうもサンカ=山間漂泊民っていうような発想には、臭さがあるような気がしてならん。単に住所不定であっただけじゃないのか




64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:18:21.18 ID:KAtbSjOK0


木地師(きじし)は、轆轤(ろくろ)を用いて椀や盆等の木工品を加工、製造する職人。轆轤師とも呼ばれる。

9世紀に近江国蛭谷(現:滋賀県東近江市)で隠棲していた惟喬親王が、周辺の杣人に木工技術を伝授したところから始まり、日本各地に伝わったと言う伝説がある。

明治初期までは、全国各地で朝廷・幕府の許可を受けた木地師達が、良質な材木を求めて20〜30年単位で山中を移住していたという。


サンカの期限はこの木地師であるわけだが、
ここで驚くべき事は千年もの間、明治期まで変わらぬ生活を送っていた事

現代人は発展を前提として生きているというのは近世の我々の幻想であり、
千年もの間何も変わらず生きてきた民がいたという事は我々も強い再認識が必要である



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:44:07.26 ID:KAtbSjOK0


岐阜の今の大垣市に傀儡子たちの住んだ部落がある
そこは日本の古代の芸能の起源といわれていて
後白河上皇や頼朝も度々訪れていたと伝わる

芸能は非常に身分が低かったので
そこは被差別部落ともいえるが上皇のような身分の高い物も訪れた

サンカや傀儡子の様な生き方をするいわゆる漂白の民は
身分が低い反面、身分の最も高い物から愛されるという存在だった

エタヒニンといわれる身分の物も
現代では誤解されているが身分が低いだけの存在でなく
葬式や動物のとさつなどの死という神秘的な物を扱う
尊く一面で敬われ畏敬の対象とされる存在でもあった



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:46:17.70 ID:scUC2hUm0


ふるべゆらゆらとふるべ
とかいうザオリク

布瑠の言
「ひふみ祓詞」・「ひふみ神言」ともいい、死者蘇生の言霊。
「一二三四五六七八九十、布留部 由良由良止 布留部」
「ひと ふた み よ いつ む なな や ここの たり ふるべ ゆらゆらと ふるべ」
「ひふみの祓詞」や十種神宝の名前を唱えながらこれらの品々を振り動かせば、死人さえ生き返るほどの呪力を発揮するという。



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:53:10.50 ID:+ARORsT60


今でも夜這いの風習が残るどこかの村落とか

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:57:17.42 ID:///bUc+g0


>>30
あったら素敵なんだけどな。夜這いの風習とセットだった風習が残ってる土地はある
ただ現代人はあんまりそういうこと言われてもピンと来ないのね。例えばねぶたと夜這いとかね


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:00:18.24 ID:+ARORsT60


>>34
漁村なんかには割に残ってると聞く

本当にピンとこないなら現代人でもかなり特殊な奴だろ
ゆとり真っ只中の奴ですら普通の教育を受けていれば知ってるレベルだぞ


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:03:10.08 ID:///bUc+g0


>>37
いや、夜這いという文化自体は知ってても、それが別の行事になっちゃうとわからなくなるんではないかな
盆踊りと夜這いの関係性とかね。もとは乱パだった祭りが、後代に下ると単に盆踊り部分だけが伝統芸能として残っちゃう、みたいな




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:54:26.79 ID:6b1qqPAf0


結局、どんな説を言おうが結論が出ない学問



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:56:47.35 ID:gKzq81Ef0


巫女さん関係なら興味あるが民俗学っていう分類なのかどうか

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:00:34.73 ID:1Bu/wf+f0


>>33
民俗学の分類でいいと思うよ




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 20:57:20.71 ID:DYgGSuam0


遊廓、夜這い、人身御供について調べたいだけどオススメの本ある?

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:00:02.26 ID:///bUc+g0


>>35
遊郭については永井義男の『図説 吉原入門』が一番よかった
夜這いは 下川耿史の『盆踊り 乱交の民俗学』がチョロっと読んだだけだけど面白かったよ




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:02:53.67 ID:KAtbSjOK0


南方熊楠が紀伊の山不覚に入り日が暮れて
木の根元で夜を明かそうとした

すると山の谷間の遠くに明かりが見えた
そこには裸で暮らす夫婦が住んでいて熊楠を見て大層驚いた
言葉が通じたので熊楠はその夫婦の家で一晩過ごさせてもらった

食事は獣肉や木の実などだった
夫婦は過去の事は一切語らなかった

翌日早く熊楠はそこを去るが
ふと引き返して遠くから夫婦を見やると
夫が妻を激しく折檻して妻が泣き喚いていたため
恐ろしくなりそこを去ったという

明治期の話である

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:08:36.62 ID:///bUc+g0


>>40
南方熊楠はイケメンだったとか、当時の日本国家に何人もいないレベルで知能が高かったとか、それ自体がキャラクター化してるよね
とかく民俗学ぐらい研究者のキャラクターが愛される学問はないわね。佐々木喜善が遠野の素朴な語り部としてイメージされてるのと同じでさ




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:03:02.25 ID:Dlnvbdb00


そういや昔読んだメリケンが書いたカニバリズムに関する本に日本の人身御供の風習に、ついて結構書いてあったなあ
なんて本だったか忘れたけど、人身御供が実行された地域がマッピングしてあって面白かった



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:06:33.11 ID:scUC2hUm0


日本人は完成した村社会に異物の紛れることに恐怖を抱くとかなんとか
反対に外人は出かけた土地に悪いものが待ち受けていることを怖れる傾向がある
ホラー映画見るとそういう差が如実に出てますね

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:12:52.05 ID:///bUc+g0


>>47
岩手県の遠野に来ると驚くのは、お地蔵さんを全く見ないことよな
よしんばこのスレを見る岩手県民がいたとしても、道路沿いに古いお地蔵さんが建っている光景はきっと想像できまい
その代わりに石造りのチ○コ、金精神が祀られてるんだよね。お地蔵さんのあるべき場所にチ○コがある光景はなかなかシュールぞ

要するに、もともとは全国の結構多くの場所で道又とか街道沿いには昔はチ○コが祀られてたんだろうが、
仏教の伝播に伴い、それが同じ石仏であるお地蔵さんとか、馬頭観音に変わっていったんだな。つまりお地蔵さんは大昔はチ○コだったんだな


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:15:06.02 ID:WfvABeuE0


>>52
道祖神じゃないのか?


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:17:09.39 ID:///bUc+g0


>>58
そうそう、優秀だな。つまり道祖神のことだ

道祖神はもともと、「道」を「塞ぐ」「神」と書いて「道塞神」だったという話も聞いた
ただそれが正しいかどうかはわからんのでチ○コ呼ばわりした


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:19:50.73 ID:WfvABeuE0


>>62
俺はイザナギが黄泉比良坂で置いた道しるべが元って聞いた


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:27:07.72 ID:///bUc+g0


>>66
道標っていうか、境界とか結界の類だな。離婚石だよ




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:10:53.50 ID:WfvABeuE0


民俗学はイマイチわからんが

神社とか好きだからそれにまつわる話とかない?

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:14:46.44 ID:///bUc+g0


>>51
神社関係だと沢山ある。諏訪大社、というか諏訪大社を中心とする諏訪地方の治外法権ぶりとか
諏訪大社とか諏訪信仰に関する話を調べてくと、どんどん日本の神道観から離れていく気がしてしまう
だから俺はやめちゃった


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:16:12.32 ID:WfvABeuE0


>>57
諏訪よりも稲荷の方が好きだけどどっちも一度は行ってみたいな

例えばどんな話がある?


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:24:49.86 ID:///bUc+g0


>>61
諏訪地方だけ、神無月でも「神在月」と呼ぶとかな。過去の約定により、たとえ神無月でも諏訪の建御名方命は諏訪から出られないからこう呼ぶらしい
他にもいろいろあるけれど、まぁこれが一番わかり易いだろうな

古事記とか日本書紀が従来の研究のセオリー通り、大和朝廷が他の豪族や他の神を包摂してゆく過程のことを描いているなら、諏訪のことはちょっと異常だぜ
かなり諏訪地方に遠慮した書き方や伝え方をしてると言える。日本でありながら、日本じゃないような書き方をされるのが諏訪地方なんだな


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:26:51.61 ID:5RiACgeR0


>>71
出雲も神在月だぜ


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:27:33.80 ID:+ARORsT60


>>71
出雲もそうだが神無月関連の伝承は殆ど信憑性ないぞ


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:33:32.63 ID:///bUc+g0


>>78
それでもやっぱり、建御名方の亡命先として諏訪は特別でしょ。だいたいタケミカズチ自体がかなり高級な神様だもんな
カグツチを斬り殺した剣の鍔から生まれい出て、国譲りの際は天つ神の軍事的エースだった。それと戦ったということは、建御名方はとても軍事的に優れたな存在だったのだろうよ


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:37:01.51 ID:+ARORsT60


>>88
いや、建御名方の伝承じゃなくて「神無月」っていう言葉そのものに関する伝承


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:29:16.72 ID:WfvABeuE0


>>71
ふーん、なんで諏訪だけそこまで異質なんだろう


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:31:01.66 ID:+ARORsT60


>>80
諏訪は出雲との関連が深い
かつ朝廷にとってはかなり重要な土地


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:32:49.23 ID:WfvABeuE0


>>81
出雲と言うと神社しか出てこないんだけど出雲を簡潔に説明してくれ


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:46:37.29 ID:+ARORsT60


>>87
出雲には大和朝廷とは別の国があったのではないか、と言われてる
で、諏訪はその国の生き残りが逃れた地ではないかと推定されてる
神話に歴史が反映されているとする立場から出雲国を復元すると、
・渡来人が多い(大国主大神の国引き)
・鉄器を使用した(八岐大蛇)
・本朝と戦闘、大部分は服属したが一部が諏訪に逃れ抵抗した(建御名方の逃亡)
あと神皇産霊大神はもともと出雲系の最高神で、出雲が服属した際に本朝の神話に取り入れられたとか




56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:14:04.96 ID:KAtbSjOK0


民俗学とオカルトは切り離せないな

民俗学自体は近代ではほぼ滅んでしまって
現代に残ったのは諸星大二郎の名作漫画だと俺は思ってるんだが
それはオカルト漫画でもある

遠野物語に共通する昔話も
ほとんどが何のオチもない話でオチの無い話は
なんともいえない不気味さを残す



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:26:05.39 ID:Q6NsSJ8h0


京極読者っぽい…

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:33:32.63 ID:///bUc+g0


>>75
京極先生は既に何言ってるかサッパリわからないレベル




79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:29:02.10 ID:scUC2hUm0


どっかで見たマヨイガはサンカの一時的な住処に迷い込んだ話が歪曲されて伝わったものって説は面白かったな

迷い家
東北、関東地方に伝わる、訪れた者に富をもたらすとされる山中の幻の家、あるいはその家を訪れた者についての伝承の名。

 『遠野物語』によれば、迷い家とは訪れた者に富貴を授ける不思議な家であり、訪れた者はその家から何か物品を持ち出してよいことになっている。しかし誰もがその恩恵に与れるわけではなく、「六三」は無欲ゆえに富を授かった三浦家の妻の成功譚となり、「六四」は欲をもった村人を案内したせいで富を授かれなかった若者の失敗譚を描いている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/迷い家



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:31:08.78 ID:5HUQPPAg0


日本だけ地鎮祭があるらしいな
最近知ったわ。不思議



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:36:25.50 ID:S/RPvudK0


うちの家の近くに集落のもの皆で守してるこうしんさんって言う祠があって
荒神様が訛ってるのかと思ってたらよくよく調べると申神様だった
猿だよねこれ、どういう神様なんだろ

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:38:01.61 ID:5RiACgeR0


>>89
庚申が正解。
もとネタは中国の道教




100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:52:51.01 ID:/dXmgzIKP


遠野物語に自信ニキ

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 22:17:58.88 ID:///bUc+g0


>>100
遠野物語拾遺に「ダンノハナ」って地名があるんだが、実家の所在地がダンノハナってところなんだ
ダンノハナというところは「処刑場」って意味合いがあるそうで、ウチも昔処刑場だったそうなんだ。それが民俗学に興味を持つ最初の出来事だった

ということは、ダンノハナってのはもともと単なる土地名じゃないってことだよな。処刑場であった場所がダンノハナと呼ばれるんだろうな




101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:55:12.35 ID:Dlnvbdb00


柳田は遠野よりダイダラボッチ研究のが面白い

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 22:00:16.79 ID:5RiACgeR0


>>101
俺は「一つ目小僧その他」が好きだな。
地元の事が載ってて衝撃を受けた。




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 22:06:10.16 ID:KAtbSjOK0


世田谷区にある代田は
ダイダラボッチからきてるのは有名

昔はそんな妖怪の出る田舎だった

ダイタの橋から東南へ五六町、その頃はまだ畠中であつた道路の左手に接して、長さ約百間もあるかと思ふ右片足の跡が一つ、爪先あがりに土深く踏みつけてある、と言つてもよいやうな窪地があった。内側は竹と杉若木の混植で、水が流れると見えて中央が薬研になつて居り、踵のところまで下るとわづかな平地に、小さな堂が建つてその傍に湧き水の池があつた。即ちもう人は忘れたかも知れないが、村の名のダイタは確かにこの足跡に基いたものである。



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 21:18:02.89 ID:5aMVrqEe0


地方風俗とか土祖神に関してはめちゃ好きだよ
ただ初回の講義で教授に就職は捨てろとかいわれてワロタ






10000:以下、名無しにかわりましてまとめでぃあがお送りします:2045/12/21(木) 02:51:41.36 ID:matomedia

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この記事へのコメント

53731:名無し@まとめでぃあ2014年01月14日 17:57:06

東方のせいでにわかが湧きすぎ辛い

53733:名無しの日本人2014年01月14日 18:01:40

書物読んでるよりも人の話し聞いてた方が面白いなこういうのは

53734:なな2014年01月14日 18:03:04

面白いけど、学問かと言われると微妙

53742:名無し@まとめでぃあ2014年01月14日 18:42:53

文化人類学との違いがわかんない

53745:  2014年01月14日 18:56:32

うわめっさ面白え
日本史がエセ研究者とHNKのせいでめちゃくちゃなことになりそうで絶望してたんだが
民俗学から日本古代~中世史見るのもいいな
ちくしょう面白え

53746:名無しさん2014年01月14日 19:00:11

柳田国男の後追いを賞賛だけの学問とか
かなりオカルトで主観的だし
社会学、考古学で十分にカバーできるんだよなあ

53747:名無し@まとめでぃあ2014年01月14日 19:09:09

工学部だったけど文学部の民俗学と歴史学の授業は混ざって受けてたわ
理系だろうが文系だろうが自分の国のことを知らないのは恥ずかしいからな

53761:名無しさん@ニュース2ch2014年01月14日 20:20:14

いきなり柳田折口読んで挫折した人もけっこういると思う
そういう人には谷川健一とか五来重あたりオススメ

53768:名無しさん2014年01月14日 21:10:16

ちょっといかがわしいのは仕方ないな
普通の歴史学から分離して100年ぐらいだしまだ新しい分野と言えないこともないしな

53779:名無し@まとめでぃあ2014年01月14日 21:51:52

文化人類学とは少し毛色が違うのよね
割と主観的というか

53804: 2014年01月15日 01:37:19

虚構と現実の区別のつかない奴が集まる学問だってのは分かった。

53846:名無し@まとめでぃあ2014年01月15日 11:04:52

そういえば社畜サラリーマン生活を10年以上続けながら、なんとネットナnパで1000人斬りを達成した男の秘密が公開されているそうですが…
ttp://tinyurl.com/mz748be
これは実話で真実でしょうか?
真相を知りたいので教えて賢い人!

153939:イルボン速報@名無しさん2015年05月09日 17:29:58

パズドラなんて諸妖精大図鑑やんw
知らず知らずに民俗学の恩恵を受けてるな。

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